blender2.90の使い方【初心者がまず知っておきたい基本操作】

blenderの基本的な使い方

アニメーションやモデリングが無料でできる便利なblenderですが、機能が充実している分使い方はちょっと複雑ですよね。私自身はじめてソフトを開いたときは、何をどう使えば良いのかわからず途方に暮れてしまいました。このページでは、blenderをダウンロードして使い始めようという初心者の人向けに、まず最初に知っておきたい基本的な使い方をわかりやすく説明していきたいと思います!

ちなみにこの記事では2020年夏現在最新版であるblender2.90の使い方で話を進めていきます。ダウンロードが、まだの人はこちらからどうぞ。

blender使い方の基本

3Dビューポート

まずblenderを開くとこの画面が出てきますね。座標の真ん中にキューブが置かれている、この左上から真ん中にかけての空間を3Dビューポートと呼びます。ほとんどの作用はこの3Dビューポートと呼ばれるバーチャル空間の中で行われることになります。

アウトライナー(画面右上)

ざっくり全体を掴んでもらうために説明しておくと、まず右上の「View Layers」と書かれている部分が、3Dビューポートにあるオブジェクトを示しています。キューブの他にカメラとライトがありますが、とりあえず私たちが色々といじることになるのはキューブなので、キューブにフォーカスしておきましょう。

プロパティー(画面右下)

それから右下の「Cube」と書かれている部分ですが、これがキューブに関する様々な情報について記述していくパネルということになります。上のスクリーンショットではXYZなどと書かれているのがわかると思いますが、これはキューブの置かれている場所についてのXYZ座標内での情報です。

この数値を変えるとキューブの座標内での場所を指定することができます。また「scale」という所の数字を変えることで、キューブの大きさを変えることもできます。その他、色や質感などを変えたり、また動きをつけたりするのもこの右下の部分での操作となります。

タイムライン(画面下)

画面下の動画の再生ボタンなどが並んでいるエリアが、画像を動かすときに使うパネルになります。20、40、60などと数字が見えていますが、これは動画のフレーム数を表しています。YouTubeなどと同様にスペースキーで再生と停止の操作を行うことができます。デフォルトではアニメーションが何も入っていないので、再生してもプレイヘッドが動くだけで何も起こりません。

オブジェクトに操作を加える

オブジェクトを選ぶ

3Dビューポートの真ん中にあるキューブが、何かオブジェクトを作ろうとするときの大元となるものです。デフォルトではキューブが使われていますが、もちろん他の形のものを選ぶこともできます。例えば、サッカーボールを作りたいのだったら球を元に作った方が良いですし、ドーナツを作りたいのであればトーラスを元に作る方が楽ですね。

3Dビューポート内左上にある「Add」というところをクリックすると、ドロップダウンメニューに様々な形が出てくるので、この中から作りたいものに一番近い形のものを選んで3Dビューポートに追加することができます。

オブジェクトを消す

ちなみに3Dビューポート内にある、必要のないオブジェクトを消去したいときは、右上のアウトライナーの中から該当するオブジェクトを選んで右クリックすると消去のオプションが出てきて消すことができます。あるいはシフトキーを押しながら「x」を押しても消去することができます。

選択されているオブジェクトはオレンジ色の縁取りで示されているものなので、もし対象でないものを消してしまった時にはコマンドキーを押しながら「z」を押すと一つ前の操作に戻ることができます。

オブジェクトを動かす

画面の一番左に縦に並んでいるボタンを使うとオブジェクトを動かすことができます。一番重要なのは「Move」「Rotate」「Scale」の3つです。「Move」ボタンをクリックしてオブジェクトをドラッグするとオブジェクトを動かすことができます。同様に「Rotate」は回転させることができ、「Scale」はオブジェクトのサイズを変えることができます。

この3つのボタンをクリックすると、オブジェクトの周りに赤緑青の3色の矢印や線が現れます。この3つは3Dである座標内のXYZそれぞれの方向を表しています。この矢印や線を掴んでマウスを動かすと、その軸にそった方向のみへの操作をすることができます。

オブジェクトを動かすショートカットキー

オブジェクトを動かすという操作はかなり頻繁にやる作業なので、ショートカットキーを覚えておくと便利です。3つの動作のショートカットは以下の通りです。「Rotate」と「Scale」はそれぞれの頭文字を取っているので覚えやすいですが、「Move」に関しては「Grab(掴む)」という英語の頭文字から来ています。

  • 「Move」=G
  • 「Rotate」=R
  • 「Scale」=S

ショートカットキーを押して対象となるオブジェクトをマウスでクリックして動かします。動かしたい場所まで行き着いたら、もう一度クリックすることでオブジェクトをその場所に固定させることができます。

視点を変える

3次元空間の中でオブジェクトに操作を加えていますが、いろんな方向から見たいということもありますよね。マウスやキーボードのナンバーパッドを使ってオブジェクトにズームインしたり視点を変えたりすることもできるのですが、使っている機材の状態によって操作が多少異なるため、ここではインターフェース内のボタンでの操作についてお話したいと思います。

ビューポイント

先ほどオブジェクトを追加する時に使った「Add」ボタンの並びに「View」というボタンがありますね。これをクリックするとドロップダウンメニューの中に「Viewpoint」というのがあります。

この中からオブジェクトを見たいアングルを選択することによって、真上から見たり、真横から見たり、真下から見たりすることが可能になります。上の図はキューブを真上から見た状態ですね。

ナビゲーション

同じドロップダウンメニューの中にある「Navigation」というところにはズームや視点を変える操作のオプションがあります。でもこれをいちいちボタンで操作するのは大変なので、この辺りはマウスやナンバーパッドなど自分のパソコン環境に合わせたやり方をするのが無難です。

ズームイン、ズームアウトはコマンドキーを押しながら「+」あるいは「ー」で簡単に行うことができます。またドロップダウンのメニューの中にショートカットキーが書かれているので、ナンバーパッドがある方はこちらも参考にしてみてください。

シフトを押してマウスを動かす

もう一つ便利な支店に関する操作があります。デフォルトの状態では、マウスを動かして周りを旋回して見ても、キューブが画面から消えてしまうところまで3D空間を移動することができません。シフトきーを押しながらマウスを移動させると、オブジェクトから離れて空間の好きな場所へ視点を移動させることができます。

オブジェクトから離れてしまった後、また近くに戻りたい時は「View」のドロップダウンメニューから、「Align View」→「Center View to Cursor」を選ぶことで、オブジェクトの近くの視点に戻すことができます。

まとめ

ここまでblenderの操作の基本を見てきました。まだ自由自在にデザインしたりするところまでは行かないと思いますが、3Dビューポートの空間を少し動き回れるようにはなってきたのではないかと思います。少しずつ慣れていくように一緒に頑張りましょう!

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