Unity(C#)でキーボード入力操作を設定する方法

Unity(C#言語)でキーボード操作を設定する方法はとても簡単です。Input.GetKeyDown()を使います。

この記事では、できるだけシンプルにキーボード入力操作を設定する方法を説明しています。

C# スクリプトでキーボード入力操作を設定する

基本的なスクリプト構造

基本的なスクリプトの構造は以下の通りになります。UnityEngineとSystem.Collectionsのネームスペースで、Update()のところに、以下コードのようにInput.GetKeyDown()メソッドを書き入れます。

Input.GetKeyDown()の括弧の中には、操作の際に使うキーの名前を書きます。if{}の括弧の中には、実行するアクションを入れます。キーを指定する際の名前の一覧は次の項に書いていますので参考にしてくださいね。

using UnityEngine;
using System.Collections;

public class // クラスの名前 : MonoBehaviour
{
    void Update()
    {
        if (Input.GetKeyDown("// キーの名前"))
        {
             // 実行するアクション;
        }
    }
}

キーボード入力設定の例

具体的な例で示すと以下のようになります。以下の例では、「スペース」キーを押すと、「スペースキーが押されました」というメッセージが表示されるようになっています。

using UnityEngine;
using System.Collections;

public class MyClass : MonoBehaviour
{
    void Update()
    {
        if (Input.GetKeyDown("space"))
        {
             Debug.Log("スペースキーが押されました");
        }
    }
}

指定できるキーの名前一覧

上記の例で、スペースキーは「”space”」と書いていたように、他のキーを指定する際にも決まった書き方があります。Input.GetKeyDown()メソッドを使ってキーボードのキーを指定するのに便利な、よく使うキーの名前とコードの対応表一覧を載せておきます。

Backspaceバックスペース
Deleteデリート
Tabタブ
Returnリターン、エンター
Escapeエスケープ
Spaceスペース
UpArrow上向きの矢印
DownArrow下向きの矢印
RightArrow右向きの矢印
LeftArrow左向きの矢印
Insertインサート
Homeホーム
Comma.
Period.
Slash/
Colon:

https://docs.unity3d.com/ScriptReference/Input.GetKeyDown.html

https://docs.unity3d.com/ScriptReference/KeyCode.html