blenderでクッションを簡単に作る方法

blenderでインテリアデザインをするとき、かくばった家具のモデリングは比較的簡単なのに対して、意外と面倒なのがクッションです。クッションのボリュームやランダムに凹んだ布の感じをキューブから作ろうとすると、かなり手間がかかってしまいます。

この記事では、布の質感を出すクロスモディファイアを使って、簡単にクッションを作る方法をご紹介します。ふかふかとしたクッションの感じを簡単に出すことができるのでぜひご覧ください。

blenderでクッションを簡単に作る方法

平面を追加する

まず最初に、3Dビューポートに平面を追加します。オブジェクトモードの「追加」ボタンから平面を選ぶと、平面が現れます。

平面を分割する

続いて、「タブ」キーを押して、オブジェクトモードからエディットモードに切り替えます。右クリックで「サブディヴァイド」を選択し、画面右下に出てくるプロパティパネルの分割数のところを「10」に設定します(下のスクリーンショット3章)。これで、平面が縦横10当分に分割されました。

今度は、「E」キーを押してから、「Z」キーを押して、Z軸方向にほんの少しだけ押し上げ(エクストリュード)ます。スクリーンショットだとわかりにくいかもしれませんが、平面が、少しだけ厚みを持って薄い板のような直方体になった状態です。

シャープエッジを選択する

今度は、画面左上あたりにある「セレクト」タブで、「シャープエッジを選択する」をクリックします。すると、直方体のを取り囲む辺が全て選択された状態になります。

クッションの縁を結合させる

シャープエッジが選択された状態で、画面右上の、XYZと書いてあるすぐ右側のボタンをクリックします。このボタンは同じに場所にある点を一つに結合させる機能を有効にさせるものです。

そのままエッジが選択された状態で、「S」キーをクリックした後、「Z」キーをクリックし、さらに数字の「0」をタイプします。すると、先ほど厚みを持たせた板状の直方体の、縁の部分だけが厚みを失って上下の点が同じ位置にある状態になります。

クッションは、中央にいくほど綿がふんわりと詰まっていますが、縁の部分は縫い合わされていますよね。ここでは、いわば縁になる部分を縫い合わせる作業をしています。まだ中の綿がない状態なので、真ん中は空洞だけれど、縁が縫い合わさったクッションカバーのような状態です。

さらに、先ほど同じ場所にある点を結合させる機能を有効にしていますので、移動させた縁の部分の上下の点は一つに結合された状態になります。

サブディヴィジョンモディファイアを入れる

ここで、クッションの表面を滑らかにするために、サブディヴィジョンサーフィスモディファイアを入れておきます。

クロスモディファイアを入れる

今度はプロパティパネルのフィジックスタブで、「クロス」を有効にします。このモディファイアを入れることで、クッションが布のような質感を持ち始めます。ここからクッションのふかふかした感じが出るように、細かい設定を変えていきます。

点の重さを軽くする

クロスモディファイアのプロパティの、点の重さという項目を見てください。デフォルトでは0.3kgになっていると思いますが、一つの点の重さが0.3だと、クッション全体としてはとても重くなってしまいます。よって、この値を「0.01kg」に変えましょう。

プレッシャーの値を変える

クロスモディファイアのプロパティをさらにスクロールダウンしていくと、「プレッシャー」という項目が見つかるはずです。この項目はデフォルトでオフになっているので、チェックを入れてから、値を「5」に変更します。

この作業によってクッションのボリューム感を出すことができます。ただ、クロスモディファイアはアニメーションにしないとそのその効果がわかりませんので、数値を変えただけではまだオブジェクトの変化を見ることはできません。でもこのオブジェクトはクッションになる準備ができているので大丈夫です。

blenderクッションの完成

アニメーションを再生する

ここまでの設定ができたら、「スペース」キーを押して、アニメーションを再生してみましょう。最初はクッションカバーのような状態だった平面的なオブジェクトがパフっとボリュームを帯びて、クッションになるのがわかるはずです。

コリジョンモディファイアを利用する

ただ、このままだと、何もない空間にクッションが一つあるという状態です。よってアニメーションを再生し続けると、クッションは重力にしたがって下の方に落ちていってしまいます。

床やソファなど何かの上にクッションが置かれた状態にしたい時には、クッションが接する対象の床やソファなどに当たるオブジェクトに対して、フィジックスタブでコリジョンを有効にする必要があります。そうすることで、クッションはその対象物に衝突したところからそれ以上下に落下することはなくなります。

表面を滑らかにする

また、サブディヴィジョンで表面を滑らかにしましたが、それでも上のスクリーンショットでは表面がまだ荒い状態です。このページの一番上の画像のクッションのように表面をもっと滑らかにしたい場合は、オブジェクトモードの右クリック「スムーズサーフフィス」を選択してください。するとクッションの表面が滑らかになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はblenderで簡単にクッションを作る方法をご紹介してきました。クロスモディファイアをうまく使うことで、簡単にふかふかなクッションを作れることを見ていただけたと思います。表面の質感や色を変えて、インテリアデザインでも工夫して使ってみてくださいね。