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留学するために必要な英語上達方法

    毎日英語を勉強しているのに、実際外国人と英語で話すとなると、自分の英語力はまだまだ足りないと感じる、留学したいけれど海外でやっていけるか不安、そんな悩みを抱えてはいないでしょうか?

    それは、あなたの英語学習に英語の上達に絶対に欠かせない決定的な2つの要素が抜けているからかもしれません。この記事では、英語の上達絶対に欠かせない2つの重要な原理についてお話していきます。逆にこの2つさえあれば、あなたの英語は絶対に上達します!

    学するために必要な英語上達方法

    まず結論から言いましょう。英語の上達に欠かせない決定的な2つの要素とは、以下の2つです。

    1. 誰かとどうしても話してみたい、繋がりたいという熱望(Passion)
    2. がむしゃらにコミュニケーションをとって通じ合えたときの喜び (Pleasure)

    抽象的なことで、実践に役立たないと思った人もいるかもしれません。でも、同じ時間をかけて英語を学習した時に、上記の2つの要素があったかどうかで、習得度には歴然とした差が出ます。なぜなら人は、興味を持ったことに対して、またリラックスして快感を感じる環境で、より優れた記憶力を発揮するからです。

    同時に、興味のあることや楽しいと感じることであれば、自然とその活動に費やす時間が長くなって、自然と学習時間が長くなります。より優れた記憶力と、より長い学習時間が相乗効果をもたらして、より高い習得度に繋がることはいうまでもありません。

    苦手だった英語を克服した過程

    どうやって英語を習得したのか?

    私はバイリンガルMCとして人前でも英語を話すような仕事をしていますし、撮影コーディネーターとして海外の有名スポーツ選手や科学者などのテレビインタビューなんかも担当させていただいています。 でも私は日本生まれの日本育ち。大学に入るまで海外に行ったことすらありませんでした。

    そんなこともあって、色々な場面で必ず聞かれるのが「じどうやって英語を習得したんですか?」 という質問です。 日本でも英語が話せる人が増えてきたとはいえ、まだ日本人の英語コンプレックスは蔓延しているようですね。私はいつもこう答えています。 

    「パブで飲んでるうちに話せるようになってました。」 

    この事実は、上述の2つの原理と実は深く繋がっています。

    苦手科目だった英語

    今は、英語が得意な人と見なされる私も、中学時代の一番の苦手科目は英語。では、一体何がターニングポイントになったのか? それは18歳の時のイギリスへの旅だったと思います。  

    私は英語が大の苦手だったので大学に入ると、留学経験のある人や帰国子女に囲まれた英語のクラスは居心地が悪かったんですね。それで大学の夏休みに3週間だけ短期語学留学をすることにしたわけです。 英国オックスフォードでのホームステイと語学学校。でもその語学学校のクラスで学んだことが私のその後の人生を変えたとは思いません。 実は行きの飛行機の中で、ロンドンに住むイタリア人デザイナーの男性と知り合いになったのです。

    人と知り合うことが私を変えた

    イギリス滞在中その人がロンドンに招いてくれて、週末になるたびにオックスフォードからバスに乗ってロンドンに遊びに通っていました。 ロンドンではパブだけではなくて、ギャラリーオープニングとか、ホームパーティーとか、いろんなイベントに誘われるがままに顔を出しました。英語も本当に下手だったので道に迷って電話しても説明されている生き方がわからなくて、スマホが出回る直前の時代でしたから、夜の街を彷徨ったこともありました(笑) 

    私、話せるかも、という感覚

    でもそうやって世界中からきたいろんな人と知り合う中で、その人たちともっともっと話してみたいと思ったんです。その経験には、語学学校で学ぶ英語よりももっとずっとパワフルなインパクトがありました。 当時の私の英語力はスムーズなコミュニケーションからはまだ程遠かった。それでも国際色豊かな友達に囲まれて、ちょっとほろ酔いになればうまく話せない恥ずかしさなんて消え去ってしまう。 勢いで何かを伝えようと必死にコミュニケーションをとっているうちに、「なんか私英語話せるかも。」と思ったのが、最初の一歩だったような気がします。 

    2つの原理

    2つのP:Passion & Pleasure

    もちろんその当時の英語なんて、今思えば本当に下手なのでしょうけれど、そこに私のその後の人生を変える一番大事なエッセンスがあったように思います。  語学上達のプリンシプル、それを私は「2つのP」と呼んでいます。

    • 誰かとどうしても話してみたい、繋がりたいという熱望(Passion)
    • がむしゃらにコミュニケーションをとって通じ合えたときの喜び (Pleasure)

    この2つなしに机に向かっていても、私は語学ができるようにはならなかったと思います。もちろん語学という学問が好きという人は別なのでしょうけれど、私は語学という学問の勉強は好きではなかったので、英語習得のためにはロンドンというカラフルな街と素敵な登場人物が必要だったのだと思います。 

    楽しいことなら自然と時間も費やすようになる

    ワクワクすること、楽しいことなら頑張れるものですよね? 私は今フランス語勉強中なのですが、当時のような(もう10年以上前の話ですが・・・)誰かと繋がって世界が広がっていくワクワク感をまた取り戻したいなと思いながらやっています。