Netflixおすすめ海外ドラマ【2020年に見ておくべきシリーズ】

Netflixで何を見たらいいかお悩みですか?最新作から個人的な趣味も合わせて、2020年に絶対見ておいたほうがいいシリーズ7選をご紹介します。

英語の勉強という意味では、個人的には初中級の人が映画やドラマを使うのはあまり適していないと思っています。凝った表現も多いですし、感情移入している台詞は聞きにくいです。さらにそれなりの長さがあるのでなかなか集中力を持たせるのも難しいと思います。それだったらニュースを見る方がずっとわかりやすく使いやすい表現を学べると思います。

ただ、英語のコミュニケーションという意味で海外ドラマや映画を見るメリットは、海外の人と話題を共有することができるという点です。私はもし子供の頃Netflixがあったら、もっとたくさん海外の俳優とかタレントの名前を知っていたのにと思います。出張先でのアイスブレーカーやネットワーキングでの話題についていくためにも、Netflixで海外モノをチェックしておくことは重要です。

Netflixおすすめ海外シリーズ7選

  • Tiger King
  • The Good Place
  • Narcos
  • After Life
  • The Good Wife
  • How I Met Your Mother
  • Mad Men

Tiger King

おそらく今一番ホットなNetflix作品ではないかと思います。これはドラマではなく、ドキュメンタリーシリーズなのですが、真実は小説より奇なりといったものですが、ドラマ以上に信じがたい展開になっています。イギリスではみんなこの作品の話をしていて、見ていない人は話についていけないという状況になりつつあります。

アメリカのトラの飼育、保護、繁殖などをしている施設が舞台のドキュメンタリーです。お互いにライバル関係にあったり、利害関係にあったりするそれぞれの施設を巡る人物模様を描きながら、だんだんとかなり過激な方向に発展していきます。ドキュメンタリーなので実在する人たちを撮っているのですが全員がかなり濃いキャラの持ち主で、政治的、倫理的にとても歪んで映る人たちです。

同業者としてもよくこんな映像撮っていたなと思うシーンも盛りだくさんで、「アメリカってやっぱりちょっとぶっ飛んだ国!」と思いながらも引き込まれて見てしまいました。

The Good Place

こちらはちょっと前に、寝る前の30分に見ていたフィクションのシリーズです。天国と地獄、良い人と悪い人、というシンプルなコンセプトから発展する軽いノリのドラマなのですが、倫理学の問題として有名なトロッコ問題、英語ではTrolly Problem が登場したり、SFノリなところなどもあって、奇想天外な内容で面白いです。

キャストも最近の流行である多様性を反映した様々な人種のキャストが登場しています。アメリカの作品で主役のエレノアはChristen Bellが演じていますが、メインのキャストの1人として出ているタハーニ役のJameela Jamilはイギリス人です。彼女はテレビやラジオのパーソナリティーなどもやっていたのですが、お金持ちの役なのもあってとても上流階級風のイギリス英語で喋っているので、ちょっと注目して聞いていただくと面白いと思います。

Narcos

「ナルコス」は麻薬王として世界に名を轟かせたパブロ・エスコバルを描いた犯罪ドラマからどんどん発展して行っている作品です。もともとはコロンビアを舞台にして2015年に第一シーズンが配信されましたが、その後エスコバルの死以降、メキシコに舞台を写して続いている作品です。ナルコス・メキシコの次のシーズンを心待ちにしていることは否定しませんが、個人的に一番よかったと思うのはパブロ・エスコバルを巡ったシーズン1と2だと思います。

なんといっても史実のリサーチと、フィクションでありながら実際のニュース映像などと組み合わせたリアルさ、そして麻薬王でありながら人々からの支持を得てきたエスコバルのなぜか憎めない人間性の微妙な表現と、本当に見所満載の素晴らしい作品です。

ちなみにこの作品がリリースされてからコロンビアを訪れ、エスコバルの旧家などを尋ねる観光客が急増したそうです。ナルコス・ツーリズムと呼ばれるこの動きの経済効果は良いものの、エスコバルのせいで多くの人が命を落としたということを思い返すと地元の人たちは複雑な思いを抱えているようです。

After Life

この作品はとってもイギリスらしい低空飛行のブラックコメディです。イギリス人のコメディアンRichky Gervais扮するトニーが愛する妻を失った悲しみの中、周りの人の支えの中少しずつ立ち直っていく姿を描いたものです。このように説明するとなんとも感動的に聞こえるのですが、もちろんイギリスのブラックコメディですから、ハリウッド作品のようには行きません。

投げやりな庶民のトニーの日常の会話に散りばめられたジョークは「わはは」と笑うようなものというよりは、思わずニンマリしてしまうようなもの。その中にも心温まるシーンがあって後味は良い作品です。犬も重要な役で登場するので動物好きにもオススメです。

イギリスのコメディで最近話題になったものだと数々の賞も受賞した「フリーバッグ」だと思いますが、個人的にはいまいちで、それは後味のよいフィールグッドな作品が好きだからかもしれません。「アフターライフ」はシーズン2があと数日で公開になりますので、シーズン1からチェックしてみてください。

ここからは流行りものではなく、私の中での名作系を少しご紹介します。どれもNetflixで見ていただけると思います。

The Good Wife

先日も少し引用をご紹介しましたが、私がおそらく人生で一番影響を受けたドラマです。アメリカの弁護士を巡るリーガルドラマでは「スーツ」も一時話題になって見ていた方も多いかもしれませんが、「グッドワイフ」を見ると「スーツ」が安っぽい作品に見えます。

とにかく展開が奇抜でありながらリアルで、セリフが機知に富んでいて、主人公がかっこよすぎる!タイムリーな社会問題なども反映されているので、現代のウェスタンカルチャーを知るという上でもとっても役立つドラマだと思います。ITやテクノロジーから、宗教、移民、同性愛といった問題、麻薬密売といったディープな世界、そして政治活動や最高裁判所といった国家のトップ機関を巡るドラマなんかも入っています。

もう一度言いますが、めちゃくちゃ面白いです!!

How I Met Your Mother

アメリカのシットコムでの名作はやはり「フレンズ」だと思いますが、リリースが1994年なのでちょっと前の世代の人たちのものという感じがします。そういう意味で2005年のこの作品は、もう少し世代が近くより身近に感じることができました。今でも時々テレビで再放送をやっていると見てしまいます。

ニューヨークを舞台にした4人の友達を巡る日常を描いたコメディですが、ほとんどすべてのエピソードにおいて「あるある!!」というくらいリアルです。中でも私はCobie Smulders演じるロビンに共感するところが多すぎる!

私は20代後半から30代をロンドンで過ごしてきましたが、ニューヨークの彼らと本当に似たような経験をしてきたように思います。おそらく大都市に暮らす多くの現代の若者が同じような人生の過渡期を過ごしてきたのではないでしょうか。

ちゃんと画面を見なくても、つけておくとなんだかほんわか楽しい気分になるドラマでもあります。9シーズンありますので流しっぱなしもOKです。

Mad Men

こちらもちょっと古いのですが、 60年代、70年代のニューヨークの広告代理店を舞台にした時代物なので、いつ見ても色褪せない作品です。Jon Hamm演じるドン・ドレイパーの複雑な過去と、広告マンとして成功を収めた華麗な現在の中で繰り広げられる情事にも事欠かないグラマラスなドラマ。戦後の成長期という特別な時代感がありながら、今も変わらない男女の人間模様は非常にリアルで、共感しながら見ることができます。

それからドンの妻ベティ役で登場するJanuary Jonesのファッションも注目すべき点の一つ。男性目線で見るとベティはちょっとイラつく妻なのかもしれませんが、彼女のキャラクターはいつの時代も変わらない女性の葛藤が散りばめられたリアルな登場人物でもあります。今でも真似したい本当に可愛い60年代のお洋服がたくさん登場して、見ていて飽きることがありません。古風でエレガントな彼女の立ち居振る舞いもインスピレーションになります。

海外の人との会話にも使えますし、そのほかアメリカ人、イギリス人の文化的リファレンスにもなるので、ぜひ暇つぶしにでもご覧になってみてください。

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