Skip to content

フリーランスの仕事の探し方

    フリーランスの仕事の探し方

    フリーランスという働き方は、通勤や残業に追われている人にとっては憧れかもしれませんね。でも実際フリーで生計を立てていくとなると、どうやって仕事を見つけてくればいいの?という疑問にぶつかってしまいます。私自身、ロンドンを拠点に2013年よりフリーランスとして働いていますが、最初は本当に自力で仕事が取れるのか不安でした。この記事では、現実的にフリーの仕事を取る方法についてお話ししていきます。

    フリーランスの仕事の探し方

    自分を売るためのスキルを特定する

    フリーランスとして働くためには、会社に勤める以上に特定のスキルがあることが求められます。基本的にはそのスキルを売り物として販売することによって報酬を得るという考え方になります。よってフリーランスとして仕事をするためには、まず自分にはどんなスキルがあるのかを特定する必要があります。それがニーズのあるものであれば、仕事にすることができますね。

    フリーランスの需要がある職種

    フリーランスの需要がある職種としては、ITエンジニア、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、フォトグラファー、ビデオグラファー、画像編集、動画編集、ライター、コピーライター、翻訳などがあります。

    英語を使ったフリーランスの仕事については、以下の記事にまとめていますので、合わせて参考にしてください。

    https://ceriseworks.com/freelance-jobs/

    どんなスキルが必要?

    エンジニアであればコーディングの知識があればいいでしょうし、画像編集であればフォトショップ、動画編集であればアドビプレミアの知識があればいいですね。フォトグラファー、ビデオグラファーならカメラの使い方、翻訳なら語学ができれば出来ます。

    もしどのスキルもないということであれば、ちょっと勉強してみてください。ソフトウェアや機材に初期投資が必要かもしれないので、自分の「好きなもの」を意識して選ぶと良いと思います。上記のようなスキル出なくても、書くことが好き、得意ということであればライティングでお金を稼ぐこともできますね。

    仕事はどこで見つければいい?

    では、実際に収入を得るために、仕事はどこで探せば良いのでしょう?

    クラウドソーシングのサイト

    一番始めやすいのは、クラウドソーシングのサイトだと思います。ネット上で登録すれば、簡単に仕事を一覧の中から探して、興味のあるものに応募することができるようになります。単発の仕事もありますし、継続の仕事もあります。応募して、選ばれると契約が成立してお仕事を受けることができるというシステムです。

    ただ、個人的にクラウドソーシングは単価が安い仕事が多いという印象ですね。また、クライアント側もいい人材を取りたいということで、ある程度経験があってもプロジェクト毎にテストがあったりと、軌道に乗るまで多少手間がかかるものもあります。でも最初に実績を積むためには、いくつか実際に仕事をしてみる、あるいは少しでもお金を稼ぎながらスキルを高めるというのには最適だと言えます。

    https://crowdworks.jp/

    https://www.lancers.jp/

    派遣会社・転職エージェンシー

    派遣会社や転職エージェンシーに登録するという方法はなかなか効果的です。契約社員のような案件よりももう少し期間の短いプロジェクトベースのお仕事を受けることが出来ます。クラウドソーシングのサイトに比べると、単価が高い仕事が多いと言えます。また、在宅ではないフリーランスの仕事を取るのであれば、派遣会社や転職エージェンシーに登録しておくと良いですね。

    私自身、日本の会社、イギリスの会社の両方でいくつかの異なる業種のエージェンシーに登録しています。1箇所に登録するだけだとなかなか実際の仕事を得られないこともあるので、最初は複数の会社に登録してみましょう。その中で、仕事が実際に来る会社とそうでない会社や、自分のやりたい仕事をくれる会社がわかって来るので、その後絞り込んでいくというという方針を取ると効果的です。

    自分のサイトやメディア

    自分のウェブサイトから直接ご依頼をいただくお仕事もたくさんあります。自分のサイトから依頼をいただく仕事は、すでに指名で仕事をいただいているようなものなので、ライバルとの競争率が低いというのがメリットです。もちろん、クライアントが相積を取っていることもあると思いますが、すでに経歴やサービス内容の詳細を見ていただいた上で連絡してもらっているので、クラウドソーシングのような倍率ではないはずです。

    最近はブログやソーシャルメディアで仕事を得ている人も多いようですが、私の場合は公式サイトが一番のショップウィンドウとなっています。プラットフォームはなんでも良いと思いますが、経歴や実績をまとめてクライアントに見てもらえるようなページを1つは持っておくと、ポートフォリオとしても使えて便利です。

    https://www.yuko.tv/jp-service

    以前の雇用主や独自のコンタクト

    フリーランスになろうとしているからといって、必ずしもまったく白紙の状態からスタートしなければいけないということはありません。自分自身も含めて、私の周りのフリーランスの人の多くが、以前勤めていた会社や、以前やっていた仕事を通して出会った人から仕事をもらっています。

    ビジネスというのは人との繋がりがとても大切なものです。いろんな事情があって会社をやめてフリーになる人がいると思いますが、どんな職場を去る時にも、将来また仕事をすることになっても恥ずかしくないような大人の態度で離れるのが賢明です。

    過去に雇われていた会社であれば、あなたの持っているスキルが必要とされるプロジェクトがある確率も高くなります。また以前の仕事で出会った人や知り合いの伝手など、あなたのサービスを必要としている人がいないか考えてみましょう。すでに知っている人で信頼をおいてもらえれば、契約を成立させられる確率も高くなるはずです。